楽曲大賞

今回の結果で一番思うのが、この1年の間でモーニング娘。Berryz工房の立場が逆転してしまったなと。
去年まではまだモーニング娘。絶対優勢な感がありまして、例えばメロンファンでもカントリーファンでもとりあえず娘。の曲は聴くという感じでした。単純に知名度でも群を抜いているわけですし。
そんな娘。が今年はTOP10にシングル曲が1曲もなし。その代わりにBerryz工房がTOP10に3曲。
ベリーズに良曲が渡ってるのは間違いない事実ですし、それを否定するつもりは全くありませんけど、初回からの結果を見ると、回を追うごとにだんだん楽曲大賞の結果と売上との相関が弱くなってるなと思うのです。
私けっこう売上予想をやってますけど、もうそこに「今回の曲はこういう曲調だから〜」というのはほとんど加味されてないんですね。「ファンからの評価は高いけど売れない」、「ファンからの評価はさんざんだったけどそれなりに売れる」みたいなのがしょっちゅうあって。
またその象徴であるのが松浦亜弥
実は彼女の曲って過去4回で「桃色片想い」しかTOP10に入ったことがないんですよ。売上では娘。に次いでハローで2番手である彼女が。
やっぱり彼女はまだライト層に支えられているのかな、という気はします。去年までのティセラにしろ、今年の午後ティーにしろ、きっちりタイアップの効果を出すのが松浦ですからね。
個人的に松浦さんには、20歳になる前にもう1回ティセラタイアップでアイドル路線ど真ん中の曲を歌ってほしいです。それは売上の面もあるし単純に聴きたいというのもあり。最近はバラードばっかりだったんだからたまにはいいじゃんね?